10年ぶりの復興〜リバティールーム・カーナ

 JR・地下鉄新長田駅/山陽・神戸高速西代駅/山陽・地下鉄板宿駅のいずれの駅にも徒歩圏の神戸市須磨区寺田町、阪神・淡路大震災では隣接する長田区エリアと共に焼け野原となりました。

 この地にある喫茶店「リバティールーム・カーナ」はその中での営業再開一号店、最初はがれきの中にパラソルを立てて、「神戸がんばれコーヒー」を配っていました。それから仮設店舗で営業を再開するのですが、寺田町地区の区画整理がなかなか決まらず、長らく仮設状態が続いていました。

 震災から10年を迎える直前の2004年11月、ようやく店舗が完成、この店を切り盛りする岡本美治さんからの店舗復興の一報を受け、さっそく出かけてきました。

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仮設店舗から約7m東に移動した店舗です。  こんな看板も立てられました。
入口の自動ドアの装飾です。バリアフリーを考慮した設計で、段差がなくなりました。 カウンターに立つ岡本さんです。厨房がぐっと広くなりました。
2階とトイレへのアプローチ。トイレまで車いすで行けるよう、通路を確保してあります。 トイレ脇の植木には、お客さんから提供された一筆もあります。
2階は多目的スペース(片づけはまだ完了していないようですが)、時間貸しを始めたそうです。 長年のお付き合いという組み合わせで撮りました。

 「この辺りでは一番に店を再開したのに、再建は最後。」と言いつつも、明るくなった新しい店のスタートに岡本さんは誇らしげでした。仮設店舗に掲げられていた震災当時の写真は引っ越しで外されていますが、近々また掲げられて震災の記録としていくようです。


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